季節のグルーヴ

スプーン一杯の焦燥が
まだ僕を苦しめて
二律背反の中間だ
呆然としてるんです
季節と時の狭間で

四方八方の感情が
また今日も蔓延ってる
すぐに脳内で討論会
答え出やしないのに

ひたすら塞ぎ込んで 見落としていた
瞳の窓の外
頰に咲かせてみせた
あの子の花の名前は

風 季節のページを捲っていくよ
雨 さぁ、点を線に繋げて
連れ去って
思い出が思い出になるまで
唄え
季節が変われば 僕は変われるかな

春か遠くまで
夏かしさ抱いて
秋らかな愛も
冬き届き仕舞いさ

蔑んで憧れてた
景色(せかい)はすぐ側に
心の風穴に吹いた
少女の髪と石鹸の香
閑散とした商店街の裏

風 季節のベールを捲っていくよ
雨 変わらずに変わる
輪廻で踊ろうぜ
思い出が思い出になるまで
唄え
君という季節がほら、息吹き出すよ

この季節のグルーヴで

Yusaku Ando