告白

リップクリームを買って 君を思い出したよ
息が少しだけ 白くなってきた頃
予定時刻の急行電車に乗り遅れて
遠ざかっていく様をただ眺め続けている

冷えた煙草の煙が逆向きに漂って
見えない傷を 見せびらかすように隠した
つま先も酸いも甘いも
ずっと言いたかった事も、全部
黄色い線の内側に 下げたままなんだ

もういいかい?が響いた放課後の外の外で 
あの頃は…なんてもういいよ
I my me mine 僕はどれ
曖昧になっていくんだ
ねぇどうなの?

愛に泣かされ 吐かされ 騙されてるんだ
僕が素直になれたなら 君に会えるのに
時に流され 叩かれ 離れてゆくんだ
それでも地球は回る

晴れない霧みたいな雑踏と采配
読み飽きたあらすじばっかになんか溺れて
処刑台に立っても尚、空を仰ぐように
呼吸した 話し足りないな

人に抱かれて 笑われ 憚れているんだ
僕が素直になったら 僕が僕じゃないから

それでも答えは足元にあるよ

愛に泣かされ 吐かされ 騙されてるんだ
僕が素直になれたなら 君に会えるのに
時に流され 叩かれ 離れてゆくんだ
それでも地球は回る

Yusaku Ando